ロッテ・田中楓基は今季の目標として、色紙に「支配下」と記した サンケイスポーツでプロ野球ロッテを担当する武田千怜記者が、選手の素顔やチームの舞台裏に迫る「武田千怜のアナザーストーリー」の特別編として、ロッテの将来を担う若鴎(かもめ)にインタビューする。随時掲載の第1回は、7月のフレッシュオールスターの推薦選手にも名を連ねる2年目の田中楓基(ふうき)投手(19)に、支配下契約を目指す現在の取り組みなどを聞いた。
――北海道旭川実高から入団。1年間、プロで過ごして心境の変化は
「思ったよりも自分で時間を見つけて練習しないといけないなと。時間を有効に使って、集中して練習していかないといけないなと思いました」
――1年目はイースタン・リーグで2試合に登板。1回2/3を投げ、防御率5・40
「体重の増加と体を強くすることをやっていたけど、その過程でなかなかうまくいかなくて腰を何回か痛めてしまった。体を強くしようと思った中で、継続してできなくて、体重は増えてはいたんですけど、強くはならなかったなと思います」
――体を強くするために取り組んでいることは
「ウエートもそうですし、体幹がやっぱり弱かったので、体幹をメインにやっています」