インターネット匿名掲示板「2ちゃんねる」創始者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(46)が30日、自身のユーチューブチャンネルで生配信を実施。お笑いコンビ、オリエンタルラジオの中田敦彦(40)が、お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(59)に対して「審査員をやりすぎなのではないか」と批判したことについて私見を述べた。中田は30日までに自身のユーチューブチャンネルで、賞レースの大半で松本が審査員を務めていることについて、「審査員って権力。全部のジャンルの審査委員長が松本人志さんっていうとんでもない状況」などと批判し、波紋を呼んでいる。
ひろゆき氏は生配信中にこの話題を取り上げると、「松本人志さんが審査員をやってるので多くの人が見る。『Mー1でこういう人がいるんだ』という形で、結果として若手が売れるという構造になってる。多くの人が見るような賞レースが必要で、多くの人が見る賞レースというのは、誰が審査員かというので人は見る。松本人志という看板のおかげで人が見るようになる。なので松本人志さんが出る賞レースが減れば、それだけ人は賞レースを見なくなってしまって、新人が生まれる機会が減ってしまうんですよ」と私見を述べた。
中田は「松本さんが『面白い』って言うか言わないかで新人のキャリアが変わる。ひとつの価値基準しかない。それ以外の才能は全部こぼれ落ちる」などとも語っていた。これについて、ひろゆき氏は「中田さんが自分で賞レースを作るべきです。中田敦彦賞レースで、中田さんがおもしろいという人を表彰して新人がそこで育つようになったら、それは〝松本人志イズム〟ではない芸人の出口になるんですよ。中田さんが賞レースのやりますって言ったら、全然手伝うし。そっちのほうが正しいと思う」と提案した。