56歳のカズは現役続行へ意欲を語った(撮影・加藤圭祐) ポルトガル2部オリベイレンセでのシーズンを終えた元日本代表FW三浦知良(56)が30日、羽田空港着の航空機で帰国し、今後の去就について「じっくり考えて決めます。(オリベイレンセと)話し合いはしていますが、相手があることなんでね」と語った。
2月にJ1横浜FCから期限付きで移籍し、3試合に出場。ゴールは奪えなかったが「56歳で、お金をもらいながらポルトガルで出場することもできた。素晴らしい経験ができた」と笑顔で振り返った。現状では日本国内のクラブからオファーはなく、数日中に大阪府内で自主トレーニングを開始予定。「先のことはわからない。オファーを待って、どこにいたら一番サッカーに燃えられるかを考えて次の選択をしたい」と、現役続行に意欲を示した。(宇賀神隆)