ヤクルトの高津臣吾監督=北海道北広島のエスコンフィールド(撮影・今野顕) (日本生命セ・パ交流戦、日本ハム5-2ヤクルト、2回戦、31日、エスコン)ヤクルトは投打がかみ合わず12連敗。先発の市川悠太投手(22)は5回5安打4失点と粘れず。打線は今季全試合にスタメン出場していた長岡秀樹内野手(21)を外して武岡龍世内野手(22)を起用したが、日本ハム先発の上沢の前に振るわず。三回に浜田が中越えの適時二塁打を放ったが、1―5の八回1死満塁で迎えた好機ではサンタナの二ゴロの間に1点を追加したのみで好機をを生かせなかった。高津臣吾監督(54)の一問一答は以下の通り。
――先発の市川は徐々に相手に流れを渡した
「やっぱりフォアボール、デッドボール、フォアボール、エラーでノーヒットで先制点。初回に取られているので、やっぱり、ゲームを最初から追いかける展開になってしまった。まだ打たれるのはしようがないと思うのですけど。ストライク入るか入らないかの勝負をしているので、ちょっとまだ1軍のローテーションでというところまではまだ来てないのかなという感じはしました」
――もう少し試合を作ってほしかった
「1軍と2軍の違いをいろいろ感じつつ、そこで成長していかないとなのかなと。進歩というものがないので、今日の失敗を次にどうやって生かすか。自分のストロングポイントは何なのか、何がウイークポイントなのかというのをしっかり理解して、しっかりアピールしてほしいなという気持ちは強いですね」
――青木が復帰即2安打
「ちょっと体調不良だったり、けが人であったり、ここ数日メンバーの入れ替えが激しいですけど、やっぱり主力かレギュラーかどうかということではなくて、1人でも欠けるとすごく大きい。戦力的に言えば、もちろんプラスになるわけなので、こうやって帰ってきてくれて、フルで出ましたけど、やっぱり一本筋が通るというかね。いるといないとではずいぶん違うんだなと思いました」