NHK金沢局の公式ツイッターは30日、29日に放送された「かがのとイブニング」(月~金曜後6・10、石川県域)に電話出演した大相撲解説者の舞の海秀平氏(55)=元小結=のコメントを紹介した。
石川・津幡町出身で夏場所で初土俵を踏んだ2年連続アマチュア横綱の大の里(22)について、舞の海氏は「大相撲界の救世主が現れた」「30年に1人の大器」「野球は大谷、大相撲は大の里と言われるように」と絶賛した。
大の里は幕下10枚目格付け出しデビューの場所を6勝1敗で終えた。1番相撲で敗れた後は実力を発揮。192センチ、177キロの体を生かした突き、押し相撲で今後に期待を抱かせた。
■舞の海 秀平(まいのうみ・しゅうへい)本名・長尾秀平。昭和43(1968)年2月17日生まれ、青森県出身。木造高―日大を経て平成2年、出羽海部屋に入門。同年夏場所幕下付け出しデビュー。3年春場所新十両。同年秋場所新入幕。最高位は小結。幕内通算241勝287敗12休、技能賞5度。11年九州場所で引退。現在は大相撲中継の解説のほかスポーツキャスターでも活躍。