取材を終え空港を引き揚げる三浦知良(撮影・加藤圭祐) サッカーのポルトガル2部、オリベイレンセの元日本代表FW三浦知良(56)が30日、今季全日程を終了し羽田空港着の航空機で帰国。来季の去就について言及した。
「じっくり考えて決めます。(オリベイレンセとは)話し合いはしています」とし、オリベイレンセ残留か、それとも日本でプレーするのか、これから決断していく。もっとも「相手があることなんで…」と話し、どのクラブでプレーするのかは不透明。日本国内クラブからの獲得オファーは、現時点ではないという。
今季は3試合出場で無得点に終わったカズだが28日の最終戦、レイションイス戦(ホーム)では後半20分から出場。ポルトガル3試合目で最も長く試合に出場し、4ー3の勝利に貢献。マン・オブ・ザ・マッチ(この試合の最優秀選手)に選出された。
カズが海外でプレーしたのはブラジル、イタリア、クロアチア、オーストラリアに次ぐ5カ国目となったが「(3試合出場では)満足はしていない。ただ、自分が全力でやった結果。次に生かしていきたい」と前を向いた。今後は、国内で数日間休養し、来月初旬から大阪府内で自主トレを始める予定だ。