特別展「恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造」開催を前にトークショーに登場した南沙良=30日午後、東京都台東区の上野の森美術館(萩原悠久人撮影)
ギャラリーページで見る女優、南沙良(20)が30日、東京・上野の森美術館で行われた特別展「恐竜図鑑-失われた世界の想像/創造」(31日~7月22日)のトークセッションに登場した。
「恐竜図鑑―」(産経新聞社ほか主催)は、恐竜など古代生物を描いたパレオアートの展覧会。19世紀の恐竜絵画黎明期の奇妙な復元図から、20世紀に活躍した恐竜画の巨匠、チャールズ・R・ナイトらによる記念碑的作品、近年の研究に基づくパレオアートまで世界各国から約150もの貴重な作品が集結。恐竜が〝発見〟されてから多様な姿で想像され、さまざまな形が創造されてきたイメージの変遷をたどる。
音声ガイドのナレーションに初挑戦した南は、「恐竜にかかわる仕事がしたかったので、よし来たって感じでした」と感激。福井県立恐竜博物館にもプライベートで訪れるほど大の恐竜好きで「肉食恐竜がすごく好きで、自分がいかに小さいか感じる」と熱弁し、パレオアートについては、「普通の恐竜展は化石がメインなので珍しい。見て回ったけど見応えがありました」と絶賛した。
この日は〝推し恐竜グッズ〟であふれかえっているという家からフィギュアを持参し、「ティラノサウルスとモササウルスのフィギュアです。部屋の棚に飾っていて、そこだけ家で浮いてるんですがすごくお気に入りです。もし、この2体に挟まれたら、わたしはどれだけ小さいんだろうと考えると楽しい」と独自の楽しみ方を明かした。
また、実際に着用してきたティラノサウルスのニットもお披露目し、「今日も着てきたもので、一目ぼれしてすぐ買いました」と〝恐竜愛〟を爆発させていた。