イースタン・リーグ、巨人戦に先発したヤクルト・奥川 ヤクルト・奥川恭伸投手(22)が27日、イースタン・リーグ、巨人戦(ジャイアンツ球場)で右肘痛から復帰後5度目の登板。今季最長の5回⅔で85球を投げ5安打3失点に抑えた。
「ちょっとずつステップアップできている。肘の不安もなく、試合に集中して投げられている」
収穫のマウンドだった。「今がいろいろ試せるいい時期。一つでも自分の武器が増やせるようにしたい」と前回はあまり投じなかった140キロ台のツーシームやスライダー、フォークボールなど変化球主体の投球。最速は150キロを計測した。
次は中10日前後空けて登板する見込み。「1軍で活躍することで、投げなかった1年間を自分の中でスッキリできる。1軍に呼ばれるように準備するだけ」と奥川。順調に進めば、6月中の1軍登板も十分にある。背番号18の晴れ舞台が近づいてきた。(森祥太郎)