中島啓太は惜しくもプレーオフで敗れた(撮影・中島信生) ミズノオープン最終日(28日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)首位と5打差の5位から出たツアー参戦2年目の平田憲聖(22)=ELECOM=が、通算17アンダーで並んだ中島啓太(22)=フリー=とのプレーオフを3ホール目のバーディーで制してツアー初優勝を飾った。
正規の18番(パー5)のバーディーで首位に並んだ中島は、プレーオフ3ホール目で1打目を左の池に入れて万事休した。2年前に史上5人目のアマVを達成。昨年9月のプロ転向後では初となる優勝は逃したが、「プレーオフに負けるのは悔しいけど、優勝争いはすごく楽しかった」と充実感も漂わせた。
7月にはプロとして初めて臨む2年連続の全英オープンに出場。会場のロイヤルリバプールGCはジュニア時代に試合で一度プレーした経験がある22歳は「プロとしてあの舞台に立てるのが楽しみ」と話した。