七回1死満塁で中前適時打を放つ阪神のシェルドン・ノイジー=甲子園球場(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、阪神4-1巨人、8回戦、阪神6勝2敗、甲子園)阪神が終盤に勝ち越し、今季最長の8連勝をマークした。四回にミエセスが甲子園初アーチとなる3号ソロを放って先制。同点に追いつかれたが、七回に1死満塁の好機を作ると、ノイジーが勝ち越しの中前適時打を放った。両助っ人の躍動に、続く4番・大山が左翼線へ2点二塁打を放って追加点。リードを広げた。 先発した才木はプロ入り後最長の7回2/3を投げ、3安打1失点。三回2死の吉川から5者連続三振を奪うなど、直球、変化球ともにさえ渡った。八回2死一塁としたところで、2番手・岩貞にマウンドを託したが、122球の力投にスタンドからは大きな拍手が送られた。九回は湯浅が締め、4月13日の巨人戦(東京ドーム)以来の今季6セーブ目をマークした。 阪神は怒涛の8連勝で、今季5度目の同一カード3連勝。直近16戦15勝1敗で貯金を17とし、30日の西武戦から交流戦に突入する。