9回、空振り三振に倒れて悔しそうなヤクルト・村上宗隆=広島市・マツダスタジアム(撮影・林俊志) (セ・リーグ、広島3-1ヤクルト、9回戦、広島6勝3敗、28日、マツダ)ヤクルトは村上のソロによる1得点が精いっぱい。シーズン最下位に終わった2019年に喫した16連敗以来となる泥沼の10連敗(1分け挟む)で首位阪神とは14ゲーム差。高津監督は「いろいろ考えながらやっているつもり。そのうちうまくいくのではないかと信じて」と祈るように話した。
けがで塩見と山田を欠く打線は迫力も、つながりも見られない。二回は1死二塁を生かせず、四回は先頭打者が安打で出ても中軸が倒れた。アンダーソンに七回まで散発4安打に抑えられ、監督は「チームがベストな状態に戻るように努力していきたい」と言葉を絞り出した。(マツダ)