選手を出迎える阪神・岡田監督。勝利の儀式を交流戦でも… (セ・リーグ、阪神4ー1巨人、8回戦、阪神6勝2敗、28日、甲子園)阪神が今季初の8連勝で、球団5度目の月間18勝に到達した。同点に追いつかれた直後の七回1死満塁から、シェルドン・ノイジー外野手(28)、大山悠輔内野手(28)の連続適時打で突き放した。才木浩人投手(24)は7回2/3を投げて、3安打10三振1失点で3勝目(3敗)。九回は湯浅京己投手(23)が締めて、4月13日の巨人戦(東京D)以来のセーブを挙げた。チームは2連続の同一カード3連勝で、貯金は最多を更新する「17」。7連勝→1敗後、8連勝とし、16戦15勝の直近成績で30日の西武戦(ベルーナD)から交流戦に突入する。岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=31勝14敗1分、観衆=4万2618人)。
二回、空振り三振を喫する阪神・佐藤輝明=甲子園球場(撮影・渡辺大樹)★テレビインタビュー編(抜粋)
ーー連勝の中で上位、中軸、下位がつながっている
「クリーンアップも最後にやっとね。5番バッターだけ打たないけど。(佐藤輝が4打数無安打)おーん。まあ、1人ぐらいはいいかな」
ーー5月18勝4敗で貯金14
「全然できすぎ、できすぎですよ。4月の貯金3つも上出来だなと思ったんですけど。先発も頑張る、打線もうまく点が取れるのが、こういう結果になっているんじゃないですかね」
ーー良い形で交流戦に向かう
「あんまり対戦がない交流戦ですけど、自分たちの野球をするというか、基本でね、相手のデータもあまりないと思うので、きっちりとした野球をやっていけばいいと思いますね。」
★ペン囲み
ーー最後は才木も投げたそうだった
「もう十分や、そんなもん。スリーアウトでベンチ帰るよりも、あの形の方がみんな見てくれるで。しっかりと見てくれてるよ。そういうもんや。あこやったらみんな見てくれてるで、拍手して」
七回、適時二塁打を放つ阪神・大山悠輔=甲子園球場(撮影・安部光翁)ーーこの3連戦は七回に集中打
「ピッチャーが代わって、アレよ。だってブルペンピッチャーばっかりやもんな、点入れてんのは。ブルペン陣も勝ちパターンでそんないいピッチャーは、七回には行けないとかな。だから何か起きるんじゃないかなあ。」
ーーノイジー、大山とクリーンアップできっちり
「ランナーいなかったら、しょうもないバッティングするけどなあ。でもノイジーも打たんでも最後に打つやろ。アレ。最後の打席で打つよな。その時、ランナーいてる時になあ」
ーー大山も
「久しぶりやないか。ランナーがたまってる時って」
―ーー巨人も3カード連続勝ち越しで甲子園に乗り込んできた
「まあ、勢いだけじゃ勝たれへんで(笑い)。勢い良かって勝つんじゃないわ。いやいや、まあ、相手…。きっちりと自分らの野球ができてるいうことちゃう? 先発がここまで頑張って。バントとか決める時は決めたり。普通のセオリー通りに、奇襲なんかしてないわけだから。当たり前のことを当たり前にできてるっていうことやろな」
ーー九回の併殺を喜んでいた(九回無死一塁で秋広を二ゴロ併殺)
「やっぱ大きいよなあ。左バッターでなあ、あの高いバウンドでゲッツー取れるのは大きいよ」
ーー二遊間の成長
「あんまり、ゲッツー崩れないからな、今年はね」
阪神・梅野隆太郎と喜ぶ湯浅京己=甲子園球場(撮影・安部光翁)ーー湯浅はこの位置で
「まだわからん。本調子やないよ。本調子になればな、後ろにやってもいいけど。岩崎もちょっと休めたからな。そら、岩崎の方が調子エエよ」
ーー岩崎は使う予定は
「もうなかった」
ーー最初から
「昨日、『今日もう、休みや』と言うといた。湯浅はまずもって、投げなアカンわ。投げてもっと良くなると思うけどな。投げていくことによってな」
ーー交流戦にいい形では入れる
「そらもう、普通の流れで。ちょっとDHとかなるからな、おーん」
ーーDH候補も多い
「そうでもないよ。2人しかいないやん。勝手に人数つくんなよ(笑い)」