エンゼルス2-6マーリンズ(26日、アナハイム)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)は「3番・DH」でフル出場し、4打数無安打、2三振に終わった。打率は・275。エンゼルスは投手陣が踏ん張れず、連勝が4で止まった。
休養明けで2戦連続の本塁打を期待された大谷だったが、この日は左腕相手に苦しんだ。最初の打席で甘い速球を捉えられず、あとの3打席もボール球に手を出すなど凡退を繰り返した。
一回1死一塁の第1打席で先発左腕ルサルドと対戦し、カウント2-0から真ん中付近の96・7マイル(約156キロ)速球を引っ張ったが、二塁手正面への緩いゴロとなり、併殺打に打ち取られた。0-2の三回2死の第2打席はカウント1-2から真ん中低めに沈むスライダーにバットが空を切り、三振。エ軍はこの回、ルサルドに3者連続三振を喫した。
直前にトラウトが左前適時打を放って1-2と追い上げて迎えた五回2死一塁の第3打席は、カウント1-2から外角低めに逃げるボール球のスライダーにバットが出て、2打席連続で空振り三振に倒れた。
3点ビハインドの七回1死二塁の好機で回った第4打席は左腕スコットと対戦し、初球の外角低めのスライダーを打ち上げて遊飛。続くレンフローも遊ゴロに倒れ、無得点に終わった。
大谷は27日午後7時7分(日本時間28日午前11時7分)開始予定のマーリンズ戦に、今季6勝目をかけ中5日で先発登板する。マーリンズ戦での登板は7回1失点で勝利を飾った昨年7月6日(同7日)以来となる。