女子シングルス準々決勝で勝利した早田ひな=ダーバン(共同) 卓球の世界選手権個人戦第7日は26日、南アフリカのダーバンで行われ、シングルス準々決勝で女子は早田ひな(日本生命)が世界ランキング3位の王芸迪(中国)に4―3で競り勝ち、この種目で自身初のメダル獲得を決めた。女子シングルスで日本勢の表彰台は2017年大会で3位の平野美宇(木下グループ)以来。
東京五輪シングルス銅メダルの伊藤美誠(スターツ)は同五輪女王の陳夢(中国)にストレートで敗れた。男子は張本智和(智和企画)が世界ランク5位の梁靖崑(中国)に2―4で負け、この種目で日本勢44年ぶりのメダル獲得を逃した。(共同)
◆早田ひなの話「シングルスで準決勝に進めるのは、すごくうれしい。次も思い切って、気持ちで向かっていって、いい試合ができるように頑張りたい」
◆張本智和の話「悔しい気持ちがあるけど、この負けに納得している。何で負けたか、1点を取れなかったのか、理由もちゃんと分かっている。次に向けて頑張りたい」
◆伊藤美誠の話「けがなく終われたことが一番良かったし、ベスト8までいくことが一番大事だと思っていた。試合ができる楽しさを感じながらプレーができた」