プロ初勝利を挙げた阪神・桐敷拓馬=甲子園球場(撮影・渡辺大樹) (セ・リーグ、阪神2ー1巨人、6回戦、阪神4勝2敗、26日、甲子園)今季初先発の阪神・桐敷拓馬投手(23)が7回1失点でプロ初勝利をあげた。三回に坂本の適時打で1点を先行されるも、走者を背負った四回から六回は大崩れすることなく無失点で切り抜けた。六回の攻撃では打席に立ち、七回も続投。三者凡退で切り抜けて白星をつかんだ。1点差の八回には、この日出場選手登録されたばかりの湯浅京己投手(23)がマウンドへ。右前腕の張りで2軍調整から復帰し、走者を背負いながら緊迫の八回を無失点でシャットアウト。最後は岩崎が試合を締めた。 打線は六回まで沈黙したが、七回に逆転。ドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が1死一、二塁から左前へ適時打を放って同点に追いつくと、なお満塁で木浪聖也内野手(28)が左翼に犠飛を放って勝ち越した。チームは7連勝の後、1敗を挟んで再び6連勝で直近14戦13勝。貯金を「15」に伸ばした。DeNAが敗れたため5差となった。