6~7月にワールドラグビーU-20(20歳以下)世界選手権に出場するU-20日本代表が26日、千葉・浦安市内で27日の強化試合、ニュージーランド学生代表(NZU)に向けた練習を公開した。
今月上旬にはジュニア・ジャパンとしてフィジー、トンガ、サモアの準代表格と対戦するパシフィック・チャレンジ(サモア・アピア)に出場し、1勝2敗で帰国。FB大町佳生主将(帝京大)は「体の大きさやフィジカルに対する恐怖感はなくなった。NZUもフィジカルやスピードは強くて速く、一人一人の能力は高いと思うが、試合中の修正力はそれほどでもないのでは。組織で勝つことをイメージしている」と話した。自身、本来はSOかインサイドCTBで、FBを務めるのは初めてといい「新しいポジションで、グラウンドでの見え方も新しい」と刺激にしていた。
副将を任されるLO田島貫太郎(明大)は「サモア遠征では海外遠征が初めてで、国際試合が初めてという選手も多くいて学びと自信になった。モールでトライが取れるFWにしたい」と語り、自身のNZU戦の目標として「泥臭く、相手が嫌がるプレーをしたい」と気合を込めた。