3150FIGHT SURVIVAl vol.7のポスタービジュアル(亀田プロモーション提供) プロボクシング元世界3階級制覇王者で「亀田3兄弟」の長男、亀田興毅氏(36)が社長を務める「亀田プロモーション」は26日、主催興行の「3150FIGHT SURVIVAL vol.7」を7月20日に東京・後楽園ホールで開催すると発表した。「3150FIGHT」がボクシングの〝聖地〟後楽園ホールで行われるのは初めて。
「3150FIGHT」初の海外専属契約選手であるWBO世界スーパーライト級7位のホセ・ガルシア(23)=メキシコ=が、日本同級4位の近藤明広(38)=一力=と対戦することも発表された。契約体重とラウンド数は未定。今年4月に契約したガルシアの愛称は映画の主人公に似ていることから〝スーパーマン〟。今回の試合は日本好きのガルシアの強い希望で実現したという。4月に行われた会見で亀田氏が対戦相手を公募した。
対戦相手に名乗りをあげた近藤は東洋太平洋同級王者だった昨年12月に永田大士(三迫)に12回判定負け。王座から陥落した。今年3月の再起戦で6回TKO勝ちして以来の再起2戦目となる。2017年11月に米ニューヨークで世界戦の経験があるベテランが再び世界ランク入りを目指す。
プロ戦績はガルシアが19戦16勝(15KO)1敗1分け1無効試合、近藤が49戦36勝(21KO)11敗2分け。全7、8試合を予定しており、インターネットテレビのABEMAで全試合無料生配信される。
亀田氏は「ボクシングファンが満足する試合を見せたい。ボクシングファンが興味を持つカードを組んでいくために海外の選手とも契約していく。それがプロモーターの仕事」と話し、今後も海外選手との契約を増やしていく意向を示した。