四回に2ランを放って大谷(左)に迎えられるエンゼルス・トラウト(ロイター) 米大リーグ、エンゼルスのマイク・トラウト外野手(31)が24日(日本時間25日)、本拠地で行われたレッドソックス戦で2試合連発となる12号2ランを放った。メジャー通算362本目(歴代85位)の本塁打で、ヤンキースのレジェンド、ジョー・ディマジオ氏の記録を抜いた。この日は大谷翔平投手(28)にも12号ソロが飛び出し、チームは7-3で快勝。ホームでレッドソックスのスイープ(同一カード3連勝)に成功した。MLB公式サイトは「トラウト、通算本塁打数でジョー・ディマジオ氏の記録を抜く」との見出しで速報した。
メモリアルアーチは四回の第3打席に飛び出した。カウント2-1からのカットボールをうまく、すくい上げ、舞い上がった打球はぐんぐんと伸びて、左中間フェンスを越える文句なしの一発となった。同サイトは「トラウトはディマジオの記録を超えたことを『特別なこと』と語ったが、それよりもレッドソックスをスイープし、ここ7試合で6勝のエンゼルスの戦いぶりについて話すことに興奮していた」と伝え、同選手のコメントを紹介。大谷とともにチームを引っ張る主砲は「いつでもレッドソックスのようなチームをスイープできることは大きな意味がある。彼らはホームでは手ごわい。前回(4月)は4試合で3度負けたので、スイープできたことはうれしい」と喜びを語った。
記事によると、エンゼルスがレッドソックスをスイープしたのは2015年以来だという。