陸上・セイコー・ゴールデングランプリ(21日、横浜・日産スタジアム)男子3000メートルは遠藤日向(24)=住友電工=が7分45秒08で制し、「もう少しタイムが出ればよかったが、優勝は良かった」と語った。7分46秒37の2位には塩尻和也(26)=富士通=が入った。
昨夏は日本選手権男子5000メートルで2連覇を果たし、世界選手権(米オレゴン州)に初出場。しかし、秋にはアキレス腱を痛め、今年2月まで十分な練習ができなかったという。復帰までの過程については「上振れすることなく、予定通り」と遠藤。一番の目標は来年のパリ五輪で、今夏の世界選手権(ブダペスト)については無理をしない考え。「パリに向けてスタートできれば。今年の夏までに13分15秒前後までに戻せれば」と慎重に語った。