AKB48が29日、神奈川・横浜のぴあアリーナMMで「春コンサート2023」の2日間公演をスタートさせ、MCでチーム制の休止を発表した。
今年初コンサートで、約3年ぶりに声出しが解禁された記念すべき日に〝構造改革〟を発表。チーム8が4月のコンサートと劇場公演をもって活動休止することにともない、「チームA」「チームK」「チームB」「チーム4」「チーム8」の5つのチームに分かれていたAKBが合体。2005年のデビュー時から続いてきたチーム制を休止し、ひとつのグループとして結束を強めていく。
また、AKB48劇場での16人公演も復活。これからは同世代、同期など多様な組み合わせでの講演が予定される。
発表はサプライズで涙するメンバーもいる中、AKB48グループ総監督の向井地美音(25)は、「やっとまとまり出したタイミングだったので、寂しいとしか言いようがない」と素直に告白。メンバーを気遣いながらも、「新体制でいろんな組み合わせで劇場に立てる。ここからは一丸となってAKBを盛り上げていこう」とほほ笑んだ。柏木由紀(31)は、「全員がAKBの一員として頑張っていく。箱推ししてもらえたら」と力を込めた。
8月にはチームでのファイナルコンサートが予定されている。詳細は後日発表予定。
コンサートはコロナ前の活気が戻ってきた会場で「大声ダイヤモンド」や、コンサート初披露の「どうしても君が好きだ」など全36曲を全力パフォーマンスで届けた。