六回に菊池涼介の打球を二塁へ悪送球するヤクルト・小川泰弘 =マツダスタジアム(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、広島―ヤクルト、4回戦、14日、マツダ)ヤクルト・小川泰弘投手(32)が先発し、五回1死で西川に中前打とされるまで完全投球をするなど好投したが、六回に先制点を献上。6回3安打1失点(自責点0)で降板した。
試合前から雨が降る中、懸命に腕を振った。前日13日には「晴れ男だと思っているんですけど、サイスニードに『お前が雨男だ』って。雨男を頂戴してしまった。そこはシェアしているだけだと答えました」と明かしていた小川。6回1失点だった前回7日の阪神戦(甲子園)に続いて難しいマウンド状態だったが、丁寧にコースをついた。
だが、六回に1死から代打・松山に中前打で出塁を許すと、菊池の投ゴロを二塁へ悪送球。二、三塁とピンチを広げ、野間に右前適時打を浴びた。開幕戦で7回無失点と好投して今季初勝利を挙げた広島打線を再び封じたが、2勝目とはならなかった。