ベンチで戦況を見守るDeNA・三浦大輔監督(左端)=京セラドーム大阪(撮影・安部光翁) (セ・リーグ、阪神6-3DeNA、1回戦、阪神1勝、31日、京セラ)DeNA・三浦大輔監督(49)は試合後、右翼手・楠本の八回の緩慢プレーについて「隙を見せた、ミスだと思います。非常に大きな1失点。大いに反省してもらいます」と厳しく言及した。
問題となったプレーは八回、宮崎の2点打で3―5と最大5点差から2点差まで追い上げ迎えたその裏の守りだった。先頭の佐藤輝の右前打をワンバウンドで捕球した楠本は、二塁手・牧へ力のない山なりの返球。この隙を逃さず、佐藤が二塁を陥れた。
続く代打・糸原の二ゴロは、佐藤輝が一塁で止まっていれば併殺打の可能性もあったが、進塁打となり三塁進塁を許し、小幡の適時打で再び点差を広げられた。指揮官は就任時から試合終了まで諦めず全力プレーを求めてきただけに、開幕戦から手痛いプレーとなった。
番記者