楽天・田中将大は九回を締めた松井裕樹を迎える=エスコンフィールド北海道(撮影・三浦幸太郎) プロ野球は30日、北海道北広島市の新球場「エスコンフィールド北海道」での日本ハム―楽天の1試合で開幕。楽天が3―1で勝ち、北海道・駒大苫小牧高出の田中将大投手が日本で初めて開幕戦勝利(5回2/3を2安打1失点)を挙げた。
❶楽天・田中将がNPBの開幕戦で初めて勝利投手となった。NPBで開幕投手を務めたのは、渡米前の2012年(黒星)以来11年ぶり2度目。米大リーグではヤンキース在籍時の15-17、19年の計4度務め、19年に勝利投手(2敗)。日米で開幕幕投手を務めて、いずれの地でも勝利を挙げたのは、野茂英雄(93年=近鉄、00年=タイガース、03年=ドジャース)、黒田博樹(03、05、07年=広島、09年=ドジャース)に次いで3人目。
❷NPBで開幕投手が11年ぶりだったのは、藤井秀悟(02年=ヤクルト→13年=DeNA)と並ぶ最長ブランク。