第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの世界一に輝いた日本代表メンバー、オリックス・宮城大弥投手(21)が29日、ニッポン放送「ショウアップナイタースぺシャル いつでも みんなプロ野球 2023開幕前夜祭」(後5・30)内で放送されたインタビューに出演。ともに日本代表として戦った大谷翔平投手(28)=エンゼルス=との交流エピソードを明かした。
大谷は今大会で先輩、後輩に関係なくフレンドリーに接する姿が目立ち、7歳下の宮城に対しては「タメ口でこい」と言ったことが報じられていた。インタビュアーからその真偽を問われた宮城は「タメ口でこい」と言われたことを認めた上で、「(タメ口の許可をもらう)その前に、1回トイレで一緒になったときに(同級生の)佐々木朗希と思って話しかけたら大谷さんで。〝トイレが止まってしまってすいません〟って謝ったら『面白かったからいいよ。もうタメ口できていいよ』ってお話をいただいて。〝ありがとう〟って言いました」と自身の勘違いがきっかけだったと告白した。
「佐々木朗希としゃべりながらいたつもりがいつの間にか入れ替わってて。そのまま朗希のつもりでしゃべってたら大谷さんだった。そっからはもう仲良くさせてもらったというか、距離をグンと近くなったと思うので、すごくいいハプニングだったなと思います」と振り返り、その後は「翔平、おはよう」「翔平、レッツゴー!」などフランクに話しかけていたという。
「今までずっとテレビの中の存在の人がそういう…もっと真面目な方と思ってたので、すごく雰囲気がガラッと自分の中で変わった」と語り、大谷の対応に感謝していた。