1回、レンドンの適時二塁打で本塁へ向かうエンゼルス・大谷翔平=米カリフォルニア州アナハイムのエンゼルスタジアム(撮影・水島啓輔)
ギャラリーページで見る(オープン戦、エンゼルス13-5ドジャース、28日、アナハイム)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)は「3番・DH」で先発出場し、2打席連続で四球を選び、1得点だった。打率は・455。試合はエンゼルスが序盤から得点を重ねて大勝し、通算18勝11敗、貯金7の好成績でオープン戦を終えた。
大谷は本拠地でのオープン戦最終戦で快音こそ出なかったものの、ボールをきっちり見極めて2四球。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)参戦のため、打席数は少なかったが、オープン戦5試合で4割を超える打率を残し、レギュラーシーズン開幕への調整を終えた。
一回2死の第1打席で昨季メジャーデビューした右腕、ペピオットと対戦。フルカウントからの外角高めに抜けたチェンジアップを見送り、四球で出塁。続くレンドンの右中間への適時二塁打で、スタートを切っていた大谷は悠々と本塁を駆け抜けて、同点となった。三回1死の第2打席はカウント3-1から外角高めの速球を見切って、再び四球を選んだ。大谷はここで代走を送られて退いた。
大谷は30日午後7時7分(同31日午前11時7分)開始予定の敵地オークランドでのアスレチックス戦で、2年連続の開幕投手を務める。