日向坂46の人気メンバー、影山優佳(21)が5月9日発売の初写真集「知らないことだらけ」(扶桑社、税込み2200円)の表紙4種類を公開し、それぞれの表紙についてのコメントを寄せた。
★通常版の表紙 「長野・諏訪での旅の途中の一枚です。とっても寒い中での撮影で鼻先や頰が赤くなっていたり、メークも頻繁に直さず自然体で臨んでいたりと、安らぎの時間の気の抜けた私が切り取られています。私はよく瞳を褒めていただくので、瞳が印象的な一枚が表紙になりうれしく思います」
★沖縄・竹富島で撮影したTSUTAYA限定版の表紙 「写真集撮影最終日に撮られた1枚です。この直前までずっと曇り空でしたが、最後に私たちにさようならを伝えてくれるみたいにかんかん晴れになりました。光と影のコントラストが私自身と重なる気がして好きです」
★長野・松本の宿で撮影した楽天ブックス限定版の表紙 「旅館の一室で朝イチで撮影していただきました。写真集チーム(影山JAPAN)のみなさんからのご提案で〝超ほぼすっぴん〟なメークにしていただきました。肌や毛先などの繊細な部分を温かく優しく切り取ってくださってうれしいです」
★Loppi・HMV限定版の表紙 「東京・三鷹市の国立天文台での1枚です。中学3年生でアイドルになったときからハーフアップをよくやっていたのですが、その当時と比べると全然雰囲気が変わっていて大人になったなと実感します。その時と変わらぬ学びへの愛と私自身の変化をおさめていただきました」
同写真集は東京、長野、沖縄で撮影され、その土地土地での出合いに知的好奇心をくすぐられ、心が動かされていく影山の姿が収められている。
地元、東京では彼女に縁がある場所や興味関心のある場所に足を運び、長野の松本、諏訪では多くの文化財に触れ、刺激を受ける真剣な表情や旅を純粋に楽しむ笑顔など魅力的な姿をとらえた。沖縄・竹富島では伝統的な街並みや自然に触れるだけでなく、水着撮影にも初挑戦した。
その中から先行カットも披露された。松本市の散策中に立ち寄った重要文化財、松本高の校舎で撮影。重厚感のある教室の壁の前にしゃがみ、カメラに向ける物憂げな上目遣いは大人っぽく、瞳に吸い込まれそうになる。
このカットについて影山は「文化財なので今は誰もいないんですが、昔そこにたくさんの子供たちが走り回っていた面影がとても近くに感じられて、初めて訪れたはずなのに、どこか懐かしい感じがする場所でした」と振り返り、「歴史の重みにピリッと気持ちが引き締まる感じと、新しいものに触れるわくわくとを感じながら楽しんで臨めた撮影でした」と明かした。