「MAO RINK」の建設予定地でポーズをとる浅田真央さん=28日、東京都立川市 フィギュアスケート女子で2010年バンクーバー冬季五輪銀メダルの浅田真央さん(32)が28日、東京都立川市で記者会見を開き、24年秋に「MAO RINK」(同市)がオープンすると発表した。長年の夢だった自身のスケート場完成へ「第二の人生の大きなチャレンジ。世界一のスケートリンクを目指していきたい」と笑顔で語った。
多摩都市モノレール立飛駅から徒歩3分の約9千平方メートルの敷地に2面のリンクを整備。トレーニング施設やレストラン、浅田さんが獲得したメダルや使用した衣装の展示スペースも併設する。不動産事業を展開する立飛ホールディングスが土地を提供し、総工費約数十億円の大半を負担する。
スケート教室やトップ選手育成を図るアカデミー、観客席のあるメインリンクでのアイスショーを計画中。建物には金、銀、銅の3色をあしらう予定で「ここから日本を代表し、世界に飛び立つ選手が育ってくれたらいい」と期待した。