日本代表の練習着で打撃練習を行った村上。世界一の次は、ヤクルトで日本一を目指す(撮影・戸加里真司) 次は日本の頂点へ!! 日本代表として第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いたヤクルト・村上宗隆内野手(23)が26日、山田哲人内野手(30)とともにチームに合流。埼玉・戸田市の選手寮に隣接する室内練習場で約1時間半調整した。両選手とも2軍戦には出場せずに〝ぶっつけ本番〟で31日の広島との開幕戦(神宮)に臨む予定。東京五輪で金メダルを獲得した2021年の再現で「世界一&日本一」のダブル達成を目指す。
次は日本の頂点を目指すべく動き出した。23日に帰国した村上がチームに合流し、練習を再開。世界一達成の喜びをかみしめながら、球団初の快挙達成と王座奪還への決意を口にした。
「皆さんに『おめでとう』『感動をもらった』と言っていただいて、すごくやりがいがありましたし、本当に世界一になってよかった。3連覇を目指して日本一奪還できるように頑張りたい」
スワローズの一員としての再出発-のはずだったが、着用したウエアは赤色で胸に「JAPAN」と記された日本代表の練習着だった。1軍本隊は札幌に遠征中。侍ジャパンの用具一式は普段は2軍が使う戸田に送っていたが、ヤクルト関連のものは本拠地・神宮に置いたままだった。主砲は「(戸田に)持ってきてくれているのかなと思ったんですけど…、なかったです」と照れ笑いを浮かべた。