ソフトバンク時代、支配下登録され、記者会見でユニホームに袖を通すコラス 米大リーグ、ホワイトソックスのオスカー・コラス外野手(24)が開幕ロースター26人に登録されると26日(日本時間27日)、全米野球記者協会所属のフランシーズ・ロメロ記者が報じた。同記者によると正式な発表はまだされていないが、すでに本人には通知されているという。
キューバ出身のコラスは2017年5月にモイネロとともに来日してソフトバンクに入団。〝キューバの大谷〟との触れ込みで育成選手時代には投打二刀流で3軍戦に出場していた。18年からは野手に専念し、19年には支配下に昇格。同年8月18日の西武戦で十亀から初打席、初球本塁打を記録した。
翌20年1月にMLB移籍を目指してキューバを亡命。NPB球団と契約下にあるキューバ選手が無断で亡命した事例は初で、ソフトバンクは同年2月に制限選手として公示。国外のプロチームとの契約ができない状態だったが、同年12月に自由契約となり、22年1月にコラスはホ軍とマイナー契約を結んだ。