ブルワーズ戦の登板を終え、報道陣に対応するアスレチックス・藤浪=メサ(共同) 【メサ(米アリゾナ州)25日(日本時間26日)】本拠地ホホカム・スタジアムで行われたブルワーズ戦に先発したアスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)は6回を投げて、無安打、2失点、5四死球、3三振だった。球数は90球ちょうど。試合前、開幕2戦目、4月1日のエンゼルス戦に先発することが発表された。降板後の主なやり取りは以下の通り。
――6回、2失点。被安打はゼロ。登板を振り返って
「全体的にはいいイニングが多かったので、4回さえなければ、本当にいうことなかったんですけど、修正できたので、とりあえずは良しとします」
――修正点は?
「自分の悪癖というか、体が開いて、上半身が突っ込むところが良くないので、そのあたり、落ちついてメカニックを直すことができた」
――イニング間、キャッチボールができないが、イメージだけで修正?
「ベンチ裏でプレイオボールを投げられるので。イメージも考えつつ」
――アリゾナキャンプが終了
「アメリカのスタイルも勉強になりましたし、そこにアジャストしていくっていうのも勉強になった。いい1カ月を過ごせた」
――2戦目の先発が決まった
「思い切って勝負したいですし、投げれる喜びを感じながら、思い切ってプレーしたいと思ってます」
――打者・大谷と対戦する
「抑えるに越したことはないですけど、仮に打たれてもチームが勝てばいいですし、それでも、日本の皆さん、楽しみにしてくださる方もいると思うので、できるだけ抑えられるように頑張りたい」
――打者・大谷への攻めのイメージは?
「まだ、データを見てないので特にないですけど、大谷一人じゃないので、いい選手がいっぱい並んでいるので。そこだけ集中しすぎて、他が散漫になっているようでは、話にならない。もちろん、楽しみですし、楽しみにしてくださっている方もいるので、頑張りたいなと思う」
――開幕前、やるべきことはできた?
「完璧ではないので、なかなか、やることないです、というわけではないですけど、いい準備、調整ができたと思います。体の状態もいいです」
――失敗から学んだことは?
「毎試合、失敗しているところ、反省することがある。そこから学びながら、自分で気づいて、修正しての繰り返し。シーズンに入ってもそうだと思うので、それがしっかり、悪いところが出て、気づいて、修正して、次の登板に向かってっていうことを繰り返せて、それが良かった」
――しばらくは中6日で回る?
「最初の方は、そういう感じと聞いてて、気を使ってもらっているのかどうかも分からないですけど、入りやすいようにやってもらってるので、それに応えられるように」
――英語でのコミュニケーションはどうか?
「昔やってたんで、多少聞き取りはできるので。聞き取りができれば、中学生、高校生で習うような単語を並べとけば、向こうも拾ってくれるんで、そうやってしゃべろうという姿勢が大事ですし、昔やってたことが生きている」
――小さい頃からやっていて、良かった
「やって良かったなと思いますね。2〜3歳のときから、ちょろっとやってただけなんで、そのとき、メジャーに行って英語やるんだ、というわけでもないですし、たまたま親がやらせてくれてことが、生きている」