八回、選手交代を告げる阪神・岡田彰布監督=京セラドーム(撮影・松永渉平) (オープン戦、阪神7ー0オリックス、25日、京セラ)阪神・大山悠輔内野手(28)が一回、2試合連続本塁打を放ち、佐藤輝明内野手(24)は四回に2号ソロ。先発の秋山拓巳投手(31)が4回、村上頌樹投手(24)が2回を無失点に抑えるなど、投打の歯車がかみ合って、チームの連敗は「4」で止まった。「6番・右翼」のD1位・森下翔太外野手(22)=中大=は4打数無安打。試合後の岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(オープン戦成績=8勝8敗、観衆=1万6227人)。
一回、3ランを放つ阪神・大山悠輔=京セラドーム(撮影・宮沢宗士郎)ーー最初の打席で大山が打った
「んー、なあ」
ーー内容は
「だから(五回、七回の)フォアボールの見送り方もようなってきた感じはあるよな」
ーーシーズンも近づている
「それはもうみんなわかっとることやからな(笑)。言わんでもわかってるし」
ーー監督も安心すると思うが
「まあ安心というか(笑)。本番で打ってほしいっていうのはあるけど。全然打てんよりもな。俺らの気持ちもあるけど、本人もある程度打って、エエ感覚をつかんで、迎える方がいいやろ。俺らもそやけどな」
四回、本塁打を放つ阪神・佐藤輝明=京セラドーム(撮影・宮沢宗士郎)ーー佐藤輝も
「ずっと試合出るヤツは、31日というのはわかってるんやから。それなりにはやると思うよ。この感じな」
ーー佐藤輝の内容は
「内容ちゅうても、のう(笑)。そこまで内容とかはわからんけど、そら、なあ。ひとつ言うたら、ストレート一発で仕留めてほしいというのはあるよ、そらなあ」
ーー24日に言及した4、5番が打った
「そんなん、お前、それで打てるんやったら毎日言うわ。言うても打てんヤツは打てんやないか。言うてできるんやったら毎日言うわ。毎日言うても効き目ないやろ。たまに言うのがエエやないか、時期的にものう」
4回無失点の阪神・秋山拓巳=京セラドーム(撮影・安部光翁)ーー伊藤将の登板予定日に秋山
「持ち味というかな、丁寧に投げるな、おーん。今日は4回、3回でいくつもりやったんや、秋山4で村上3で、打順が回ってきたら、ああいう感じになったけど。伊藤もブルペン入って、ちょっとなるから、二つ目は秋山でいこうと思う」
ーー秋山は制球がよければ、6回1失点や2失点とか
「六回まで投げてくれんの。大変やんか六回まで投げたら。青柳は四回しか投げられへんかってんで、そんなん大変なことなるやん、代わりのピッチャーが6回1点に抑えてくれたら、大変やんか」
ーー湯浅はどうなるかわからないが、浜地、岩崎、K・ケラーの3人は
「まあ、中野も明日(26日)出る言うとったしな。湯浅も明日ピッチングするとか言ってたから。馴染んでるボールやからな。新しいボールじゃないからな。湯浅もピッチングしてみて、何となくいけそうな感じは本人も持ってるんちゃう?」
ーーファームで投げて開幕する想定か
「(28日から)舞洲あるしな、オリックスで、3つあるからな。その辺で投げれたらな」
ーー監督も視察する
「分からん。秘密や、そんなもん。そんなん言う必要ないやん。どっちみち言わんでも、ついてくるやん」
ーー試合前に青柳と話を
「昨日俺が言うたことや。ちゃんと説明しといたけどな。本人も分かってたから、納得して次の登板に備えるんちゃうか、それは」