後半、攻め込む伊東純也(手前)=国立競技場(撮影・蔵賢斗) サッカー・キリンチャレンジ杯(24日、日本1─1ウルグアイ、国立競技場)ベンチスタートとなったMF伊東純也(30)=スタッド・ランス=は、後半16分から途中出場。MF堂安に代わって右サイドに位置に入ると、貴重な同点ゴールをアシストするなど存在感を発揮した。
「まあまあ。負けていたのでとりあえず自分が入ってチャンスを作ろうと」
ピッチに立つと、スピードを生かし、右サイドからドリブル突破を仕掛けた。0─1の同20分にはFW上田とのパス交換でペナルティーエリアに進入。相手選手のスライディングで倒され、一度はPKの判定に。だが、VARの結果、判定は取り消しとなった。
その後も果敢にドリブルを仕掛け、同30分にはDF菅原が出した鋭い縦パスに反応。右サイドでボールを持つと、ゴール前にグラインダーのクロスを入れ、MF西村の同点弾を演出した。
この日は堂安がスタメン出場となったが、「(堂安)律もチームで調子いいですし、自分も調子悪くなかったですけど、こういう競争は必要だと思いますし。やっていくしかないかな」と分析。「途中出場で満足は出来ないですし、また最初から出られるように結果を出し続けるしかないかなと思います」と力を込めた。