大谷は激闘の反動が心配される=21日、ローンデポ・パーク(共同) 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が閉幕。日本代表が3大会14年ぶり3度目の優勝を飾った。
激闘だったからこそ、心配になるのが、その「後遺症」。連覇を果たした2009年の第2回大会後は、投打のヒーローが苦しんだ。
イチロー(当時マリナーズ)は第1ラウンドからスランプだったが、決勝の韓国戦で延長10回に決勝の2点適時打。連覇へ導いたものの、その代償は大きかった。
オープン戦で疲労と目まいを訴え途中交代。出血性の胃潰瘍と診断され、大リーグ9年目で初めて15日間の故障者リスト(DL、現在のIL)に入り、開幕から8試合を欠場した(復帰後は、5月から6月にかけて27試合連続安打を記録するなど、最終的にはリーグ2位の打率・352をマークした)。