大相撲の東関脇、若隆景(28)=本名大波渥、福島県出身、荒汐部屋=が春場所14日目の25日、休場した。13日目まで7勝6敗だった。休場は2021年初場所以来で3度目。右膝を痛めたとみられる。
14日目の対戦相手の関脇霧馬山は不戦勝となり、3敗を維持。小結大栄翔が13日目に2敗で単独首位に立った優勝争いは千秋楽までもつれた。
今場所の十両以上の休場者は横綱照ノ富士、大関貴景勝、幕内阿武咲に続いて4人目となった。
◆若隆景の師匠、荒汐親方(元幕内蒼国来)の話「半月板も損傷している。(症状は)結構重いと思う。きちんと治してから、もう一回、相撲を取ってもらいたい。来場所は今後の治療によるし、本人と相談して出るかを考える」