タレント、向井亜紀(58)、三船美佳(40)が25日、テレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」(土曜前8・0)に最後の生出演。同番組を卒業した。
向井は1993年4月のスタートから30年、三船は2009年4月から14年間出演。エンディングでは2人の卒業セレモニーが行われ、司会の俳優、神田正輝(72)が2人に〝卒業証書〟と花束を渡した。
三船は「一言じゃ済まない。ありがとうございました。本当に。支えられました。14年前に始めたときは娘が幼稚園だったのが、今週高校の卒業式を終えた。世界一大好きなチームに囲まれて幸せです」と涙。向井は〝卒業証書〟を「宝物」と言って抱きしめ、「感謝しかないです。病気をしてから、本当に自信を失って、心がぺちゃんこになったときにここ(番組)に来たいと思って復活することができた」とスタート直後のがんでの闘病経験も回想。「皆さんと一緒にあそこ行きたいね、あっちに行こう、これを食べたいねと思いをはせるのは自分の心を未来へ、上へ引っ張り上げてくれた」と旅番組の魅力を強調した。
神田は「卒業しても、縁が切れるわけじゃない」と声を掛けた。