【テンピ(米アリゾナ州)24日(日本時間25日)】エンゼルス・大谷翔平選手(28)が登板した練習試合では正捕手を期待されるローガン・オハピー(23)がマスクを被った。大谷がWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でチームを離れたため、久しぶりにバッテリーを組んだ。大谷の仕上がりなどについて語った。
——降板後、長く話し合う姿があった
「ブルペンでもいろいろと話をした。それぞれの球種を、状況ごとにどんなところに投げ分けたいのか。カウントによってどこに投げたいのか。特別なことではなく、こちらが確認をしたかった」
——どんなことを学んだ
「翔平は細部にもこだわりがある。準備だけではなく、今後はピッチコムによって投手がサインを出すことになりそうだから、どんな攻めをしたいのかを確認した。開幕までにもっと学びたい」
——きょうはどの球種を試していたか
「スプリットだね。WBCではあまり投げなかったから。あとは少しカットを」
——スプリットはどうだった
「よかったよ。2つの種類があるけど、一つはストライクを取るためのもの。それがよかった」
——WBC優勝についてはどんな祝福を
「今日は、ハグをして『おめでとう』と言っただけだ。特別なことはしていない」
——試合を見ていた
「もちろんだ。トラウトとの対戦で『どっちを応援したんだ?』って友達から聞かれた。もちろん、どっちもだよ。見ていて楽しかった」
——捕手として、どんな球を要求するか、考えながら見ていた?
「この場面では、この球を投げるのかな、とか考えながら見ていたよ。まだ、彼のことを学んでいる最中だけど」