名コンビぶりを発揮する千原ジュニア(左)と大東駿介(C)カンテレ タレント、千原ジュニア(48)主演のスペシャルドラマ「新・ミナミの帝王 銀次郎の新たな敵は神様!?」(カンテレ、関西ローカル)がきょう25日午後2時57分から放送される。
連載中の漫画をもとにしたテレビシリーズの22作目。“ミナミの鬼”と恐れられる大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎(ジュニア)と銀次郎の舎弟・坂上竜一(大東駿介)のコンビを中心に、欲望とカネに翻弄される人々の姿をスリリングに描いたヒューマンドラマで、今回は急成長を遂げる宗教団体の闇に銀次郎が鋭く斬り込んでいく。あらすじはこんな感じだ。
≪銀次郎(ジュニア)は「子供には貸さん」と借金を断った学生・涼(南出凌嘉)が数カ月後、暗い表情で今まさに川に飛び込もうとしているところに遭遇。そんな涼に声をかけたのは、ホームレスの幸生(夙川アトム)だった。涼が母親の失踪や空腹と絶望で死を選ぶことにしたと打ち明けると、幸生は天に向かって両手をかざし、その口から涼の母親とおぼしき人物の言葉が飛び出す。気付けば周囲には人だかりができ、やがて幸生は宗教団体を立ち上げ、教祖となる。銀次郎の顧客の中にはお布施のため身の丈に合わない借り入れをする者が続出。銀次郎は、なじみの喫茶店ウエートレス・翠(若月佑美)、裏社会の実力者・英雄(赤井英和)を巻き込んで教祖の化けの皮をはがしていく≫