フィギュアスケート・世界選手権最終日(25日、さいたまスーパーアリーナ)午前の公式練習が行われ、アイスダンスのリズムダンス(RD)で11位につける村元哉中(かな、30)、高橋大輔(37)=関大KFSC=組が本番リンクで最終調整した。
村元が白、高橋が黒の本番衣装をまとって氷の感触を確認。フリーの楽曲「オペラ座の怪人」をかけた練習では、2人そろってターンを繰り返すツイズルや壮大なリフトを披露。変更を加えたというフィニッシュの流れも確かめた。
来季の日本勢の出場枠が2に増える目標のトップ10入りへ。24日のRD後に村元は「フリーもたくさん練習してきたけど、まだ試合でノーミスの演技ができていないので、ミスのない演技をして、オペラ座の世界観をお客さんに楽しんでもらえるようにしたい」と話し、高橋は「出し切ることだけを考えてやりたい。結果は後からついてくる。自分たちを信じて滑りきる」と意気込んでいた。
アイスダンスのフリーは午後0時30分開始。最終滑走の村元、高橋組は午後1時54分に登場する予定。