4月1日の放送で終了となるテレビ朝日系「タモリ倶楽部」(金曜前0・20)が25日、放送された。今回も放送終了についてはテロップで伝えることもなく、番組終了前に次回のテーマが「タモリの料理」と告知した。
この日の放送では、「ALL 新作 空耳アワー」と題し、春の空耳アワーを開催。新作以外にもお蔵入りとなっていた作品も紹介し、3度もボツになった作品「葉っぱ吸え」の3バージョン全てを公開した。
スタッフによる1回目のボツ理由をタレント、クリス・ペプラー(65)が「30台の掃除機で(葉っぱを)吸うイメージだったが、予算的に7台になり迫力不足で面白くなくなってしまった」と読み上げると、タレント、タモリ(77)が「そういう問題じゃないだろう」とツッコんだ。「空耳アワー」の相手役で「ソラミミスト」を名乗るイラストレーター、安斎肇(69)も「そうですよ。映画つくってるんじゃないですから」と同意していた。
同番組は1982年10月に放送開始。タモリが司会を務め、「空耳アワー」などの名物コーナーを生み出してきた。