育成契約から再出発した巨人・梶谷隆幸外野手(34)が支配下登録されることが24日、分かった。背番号は以前付けていた「13」。
2020年12月にフリーエージェント(FA)権を行使してDeNAから4年契約で入団した左打者は、昨年5月に左膝内側半月板縫合手術を受け、昨季終了後に育成契約となっていた。
今季は春季キャンプを2軍で過ごし、今月5日の2軍戦、西武戦(ジャイアンツ球場)で実戦復帰。前日23日に東京ドームで行われた全体練習で1軍に合流し、原監督は「スターティングメンバーでなくても役割がある」と、開幕1軍の可能性を示唆していた。手薄な「左の代打」として期待がかかる。
■梶谷隆幸(かじたに・たかゆき) 1988(昭和63)年8月28日生まれ、34歳。島根県出身。開星高3年夏に甲子園出場。2007年高校生ドラフト3巡目で横浜(現DeNA)入団。12年から1軍定着。13年から5年連続2桁本塁打。14年に39盗塁で盗塁王。通算成績は956試合出場、打率・282、904安打、123本塁打、420打点、160盗塁。180センチ、90キロ。右投げ左打ち。既婚。年俸2億円。