「春の新番組記者会見」に登場した斎藤工(左)と沢木耕太郎氏 TBSラジオは24日、東京・赤坂のTBSテレビで「春の新番組記者会見」を開催した。
11年の歴史に幕を下ろした人気番組「たまむすび」から枠を引き継ぐ「こねくと」(月~木曜後1・0、4月3日スタート)、「金曜ワイドラジオ TOKYO えんがわ」(金曜後1・0、4月7日スタート)、斎藤工(41)が沢木耕太郎氏(75)著書「深夜特急」を朗読する「朗読・斎藤工 深夜特急 オン・ザ・ロード」(月~金曜後11・30、4月3日スタート)の出演者が登場。
「―オン・ザ・ロード」に出演する斎藤は同作によって人生が変わったという。「僕は『深夜特急』に出会って読み終えるころには日本にいなかったくらい、住んでいた場所から出ることへのきっかけだった」と熱弁した。著者の沢木氏は「斎藤さんの声は物語性を持っている。斎藤さんがやってくださるならとOKしました」と声質を絶賛し、「自分の文章って何百回も読み書き削りをしているから読むのがつらい。でももう一回、味わいたい気もするから、朗読で聴けるのはありがたい」と喜びを明かした。
また、斎藤は自身の声について、「眠くなる声でもあると自覚しているので、眠りを誘う旅にはしたくない」と苦笑いすると、沢木氏は「たまには眠くなってもいいんじゃないか。あなたの声を聴いて気持ちよく眠ってもらってさ」とほほ笑んだ。