サッカー・キリンチャレンジ杯(24日、日本1-1ウルグアイ、国立競技場)新生森保ジャパンが、2022年のW杯カタール大会後、初めてとなる国際親善試合に臨んだ。23年の始動戦を白星発進したい日本代表だったが、ウルグアイ代表と1-1の引き分けに終わった。試合結果は以下の通り。
キリンチャレンジ杯
キックオフ:19時30分 会場:国立競技場
日本 |
1 |
0 前半 1 1 後半 0 |
1 |
ウルグアイ |
試合終了 |
前半38分(ウルグアイ)バルベルデ 後半30分(日本)西村 |
2022年のW杯代表だった吉田麻也や長友佑都らベテラン組からメンバーを入れ替えて臨んだ新生森保ジャパン。前半21分のFW浅野のシュートやMF鎌田からのロングパスをMF堂安が頭で折り返すもクリアされた前半34分の攻撃などでチャンスをつくった。しかし前半38分、一瞬の隙を突いて前に出たウルグアイの最初のシュートがクロスバーに当たり、その跳ね返りをウルグアイのMFバルベルデに合わせられ先制点を許した。
前半、ゴールを決めるウルグアイ代表・フェデリコ・バルベルデ(中央)=国立競技場(撮影・佐藤徳昭)後半に入っても依然ペースをつかみきれない日本は、後半9分にMF三笘の抜け出しからスルーパスを受けたFW浅野のシュートはミートせず。最終ラインでのボール回しが多く、逆にそのパスミスをウルグアイに奪われるという悪循環が続く。
後半18分にMF堂安に代わって出た伊東からの縦への突破が好機をつくり出した。同じくFW浅野と代わった上田とのワンツーで抜け出した伊東がペナルティーエリア内でファールを受けた。PK判定となったが、VARの結果ノーファール。日本は同点機を逸した。
徐々に主導権を握り始めた後半30分、伊東が縦へ抜け出し、ゴール前にグラウンダーのパス。これを直前にMF鎌田から代わったばかりの西村が合わせて同点に追いついた。
日本―ウルグアイ 後半、同点ゴールを決める西村(右)=国立競技場後半40分、ウルグアイのFWトーレスのゴールポスト直撃の左足シュートなどで肝を冷やす場面もあったが、両チームともに決め手を欠き試合終了。新生森保ジャパン2023年の始動戦は1-1のドローに終わった。MF三笘は後半44分で交代している。