会見に臨んだ村上は、次回大会では全試合で4番を打つことを目標に掲げた(撮影・佐藤徳昭) WBCで2009年の第2回大会以来、14年ぶり3度目の優勝を果たした日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督(61)や佐々木朗希投手(21)=ロッテ=ら日本のプロ野球所属選手が23日、成田空港着のチャーター機で帰国。千葉・成田市内のホテルで会見し、準々決勝以降に打順が4番から5番に下がった村上宗隆内野手(23)=ヤクルト=は26年に開催予定の次回大会に向け「次は全試合で4番を打てるように」と誓った。レギュラーシーズンではセ・リーグ3連覇と日本一奪回に挑む。
視線の先には、さらなる高みがある。WBCで3大会ぶりの世界一に輝いた日本代表が帰国。会見に臨んだ村上は、2026年に開催予定の第6回大会へ誓いを立てた。
「3年後もしっかり(WBCに)出て、次は全試合で4番を打てるように頑張りたい」
東京ドームで行われた1次リーグの4試合で4番打者を任されたが、打率・143(14打数2安打)、0本塁打、2打点。もがき苦しみ、準々決勝以降は5番となり、吉田に4番を譲った。
勝利を最優先させる村上は「チームが勝つことが野球にとって一番大事、(7戦)全勝で優勝できたことはすごく満足しています」と振り返ったが、個人成績には満足していないはず。1次リーグB組を1位で突破した後の13日にはインスタグラムを更新。「#そろそろ打てや村上って言ってください」と投稿し、己を奮い立たせた。