帰阪する阪神・岡田彰布監督=東京都内(撮影・松永渉平) 阪神・岡田彰布監督(65)が23日、関東遠征を終えて、帰阪した。大山悠輔内野手(28)、佐藤輝明内野手(24)に次いで、近本光司外野手(28)も不振とあって、強い口調で奮起を促した。チームは24日から京セラでのオリックス3連戦を経て、31日のDeNAとの開幕戦に向かう。
帰阪する阪神・佐藤輝明=東京都内(撮影・松永渉平)ーーオープン戦は残り3試合。メンバーは固定するか
「基本的には、せえへんつもりやけどなあ。中野が帰ってきて(野手は)18(人)やからなあ。17にするか、18にするかやろ」
ーー遊撃は
「固定するかも分からへんけどなあ。ちょっと流動的や。決め手がないというか。遜色がないもんなあ。今やったらな」
ーー小幡がここにきて打っている
「バッティング、ようなってきたもんなあ。今、調子エエもんな」
ーー大山は遠征中に兆しを見せてほしいと言っていたが
「やっぱりアレやな、こっちが良くなってきたと思っても、ボール球を振りだしたら、どうしようもないからな。ボール球を振るいうのは、こっちで対応でけへんやんか(笑)。はっきり言うて。ボール球を打ってたら崩れてくるよ。誰でもそうやで」
ーー開幕前にファームの試合に出すことは
「それはない。打席立ってないヤツは行かせるよ。2人ぐらいやなあ」
ーーミエセスは
「もうファームに行かせたよ。(2軍は)名古屋(遠征)やから。名古屋で打席立ってこい言うて」
ーー島田は
「こっちにおるで。外野ばっかりおるのに、お前、ファーム、出られへんやん(笑)。見たら外野ばっかりやもんなぁ」
ーー大山は開幕から不動の4番
「まぁ、不動の4番ていうのはまぁ」
ーー開幕はとりあえず
「それを理想に追い求めてやってきたわけやんか、今まで。そういうことよ」
ーー4、5番あたりが
「そら今のチームの中ではお前、あいつらが引っ張っていくしかないわけやんか。そやろ(笑)。誰がおるんよ。新しい戦力ばっかりやで。ここに来て打ってるのはなぁ。せやろ」