フィギュアスケート・世界選手権第3日(24日、さいたまスーパーアリーナ)男子ショートプログラム(SP)1位の宇野昌磨(25)=トヨタ自動車=が、サブリンクで行われた公式練習に参加。フリーに向けて調整した。
フリーの楽曲「G線上のアリア」をかけた練習では、冒頭の4回転ループで転倒。4回転サルコー、4回転フリップは回避し、4回転ー3回転の連続トーループは着氷した。40分の練習時間の中で、ループ、サルコー、フリップ、トーループの4種類の4回転ジャンプを降りた。
2連覇がかかる宇野は22日の公式練習で4回転サルコーの着氷時に転倒。右足首を負傷したが、23日のSPでは今季の世界最高得点をたたき出した。右足首の状態については「(周囲の)サポートや、予防していたのもあって、想像よりもはるかに少ない支障だった。演技中に支障はなかった」と説明していた。
男子フリーは25日に行われる。