栗山監督(前列左から2人目)ら侍ジャパンの選手、コーチが帰国後に成田市内のホテルで記者会見に臨んだ=千葉・成田市(撮影・佐藤徳昭) 野球の次期日本代表監督はNPBの監督経験者や国際舞台を知るプロ野球OBだけでなく、現役監督を含めて人選が進められることになる。
監督経験者ではソフトバンクの監督として2021年までの7年間で5度の日本一に導いた工藤公康氏(59)、前西武監督の辻発彦氏(64)、前巨人監督の高橋由伸氏(47)らが候補。未経験者では松坂大輔氏(42)の名前が挙がる。
一方で優勝経験を持つ現役監督を推す声が球界内にある。栗山監督が日本ハムの監督を退任した直後の21年11月に代表監督に就任したように、選手の力量を把握していることが強み。短期決戦での手腕も問われ、昨季セ・リーグ2連覇を果たしたヤクルト・高津臣吾監督(54)らの名前が挙がっている。
第6回WBCは26年に開催される予定。次に日本代表が結成されるのは11月の第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ。24年には2連覇を狙う第3回プレミア12が控える。