1次リーグのイタリア戦でショットを放つ藤沢五月(中央)=サンドビーケン(共同) カーリングの女子世界選手権第5日は22日、スウェーデンのサンドビーケンで1次リーグが行われ、日本代表で北京冬季五輪銀メダルのロコ・ソラーレはイタリアに3―7で屈し、3勝5敗となった。イタリアは6勝2敗。
ロコ・ソラーレはもどかしい試合運びで3連敗となった。終盤は複数得点を狙えるチャンスもあったが、北京冬季五輪混合ダブルスで金メダルの相手スキップの正確なショットに阻まれた。決定力の差が出た形で、リードの吉田夕は「私たちの中でフィニッシングの甘さがある」と悔しそうだった。
5敗目を喫し、1次リーグ突破へ向けて正念場。セカンドの鈴木は「いいところもたくさんあった。あとちょっとの修正で良くなる」と前向きに話した。(共同)