4月15-17日に開催する落語、文学、上方舞のコラボイベント「RENBO恋慕」をPRする菊央雄司、山村若静紀、桂春蝶、わかぎゑふ、ABC桂紗綾アナ(左から。撮影・大澤謙一郎) (WBC決勝、日本3-2米国、21日、米国・マイアミ)日本に野球が存在し続ける限り、長く長く永遠に思い出される、至福の一日だった。14年ぶりに「世界で一番野球が強い国」に返り咲いたのだ。
おめでとう! サムライヒーローたち!!
昼下がりに出社してきたデスク野下俊晴(昨日は一般スポーツ面担当)がニヤニヤしながら話しかけてきた。その手には22日付サンスポが。メキシコに逆転サヨナラ勝ちした準決勝を報じた新聞は、1面と最終面をぶち抜いたラッピング仕様で、しかも2面から5面も侍ジャパン。MAXの大はしゃぎ紙面だ。
「世界一ですからね。これよりもド派手な新聞を作らなくちゃいけないんですよ。どうすればいいのか? 3Dの飛び出す新聞なんて、急にはできないし…」
ただ、野下デスクも、虎ソナ班もどこかひとごと。プレッシャーが掛ったのは当番デスク・白石大地だ。こちらは逃げ出すわけにはいかない。運動部長・堀啓介と打ち合わせを重ね、受話器を握りっぱなしで、地球の裏側マイアミの現場への指示を繰り返していた。そして、サンスポの総力を挙げて作った「劇的逆転サヨナラ準決勝以上」のスーパーMAX永久保存版が、本日の紙面です。
朝からテレビにくぎ付けになったアナタ。仕事中に何度もスマホで途中経過を確認したアナタ。それすらも許されず、心ここにあらずで仕事せざるを得なかったアナタ。人生いろいろですが、みんなで一緒にお祝いしましょう。サンスポを手に、感動の瞬間をプレーバック!