米大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナー(共同) 米大リーグ機構(MLB)のコミッショナー、ロブ・マンフレッド氏(64)が21日(日本時間22日)に次回大会を2026年3月に開催すると明言したことを22日(同23日)AP通信などの複数の米メディアが報じた。
まず開催時期はこれまでと同様に3月とする。春季キャンプ中の開催時期については毎回、議題となるポイントで、球宴ウイークなどレギュラーシーズンの途中やポストシーズン終了後の11月開催を求める声もあるが、「完璧ではないが、バランスを考えると3月に開催することがベストな選択」とコメントしたという。
また、今大会は特に投手陣の有力選手に辞退者がいたことにも触れ、「今回大会の投手陣も素晴らしいが、野手陣と同じ質の投手陣を(ファンは)見たいはず。各球団のオーナーやGMに、もっと多くのスター級の投手を出せるよう働きかける」とMLB球団サイドに求めていくと思う。
今大会の本戦参加チームは従来から4チーム増え、20チームとなったが、「従来の規模よりも大きな大会になることは望んでいない」と24、28チーム制への拡大は考えていないことを示唆。また今大会の開催地は台中、東京、フェニックス、マイアミだったが、1次リーグの開催地のテコ入れも検討しているという。2006年、09年、13年大会の会場となったプエルトリコを再び開催地に加えることやドミニカ共和国での初開催も視野に入れているという。