(オープン戦、巨人6-4阪神、22日、東京D)目立っているのはルーキー森下だけやんか-。もう我慢の限界。岡田監督の〝ぼやき〟のターゲットになったのは先発の西純と大山&佐藤輝の4、5番コンビだ。
5回5失点(自責4)と打ち込まれた西純を「ど真ん中ばっかりやん。力で抑えられると思うからやな。勘違いよな。あのぐらいのボールで、おーん」とバッサリ。1-1の同点に追いついた直後の五回、6安打を浴び4失点。チームの反撃ムードに水を差したことへの怒りだ。
続いて主砲2人。大山は九回に内野安打を放ったが、オープン戦は打率・149。佐藤輝も3試合連続無安打で同・204まで急落と、オープン戦も残り3試合となったが、浮上の兆しがみられない。2人の打順について問われると「だから言うたんやんか、理想よ。ずっと理想やったけど。どう思う? こっちが聞きたいわ」。報道陣に意見を求めるほどイライラを募らせた。(三木建次)